投稿日時:2023/03/31
今年で10年目
自宅での着付け教室と着付けサービスをはじめて、今年で10年目となりました。
振り返れば、あっという間だったようにも感じます。
常に悩みながら、もがきながら、
ひとことでは言い表せないような、いろんな気持ちと向き合いながら、
無我夢中で走り続けてきました。
考えることはたくさんあり、やるべきこともたくさんあり、
日々の生活と並行して、この事業にエネルギーを注き続け、今に至ります。
投稿日時:2020/06/01
きものは難しそう?
きものの知識については、とても奥が深いです。詰め込もうと思ってもなかなか覚えられません。
ですが、きものを着れば自然と疑問が湧いてくるので、そのタイミングで少しずつ時間をかけて覚えていけばいいと思います。
着付け技術はどうかというと、実際は何度も着るのが一番です。何回も着付けの本を読むよりも、実際に手と体を動かして着ること以外にありません。
頭で考えすぎるとかえって難しく感じるので、最初から100を目指さず、少しずつ進めていきましょう。
実際にはいろんなやり方があります。自装に関して言えば、その中から自分のやりやすい方法できれいに着られれば、それでいいと思います。
自分で着ることができれば、着る機会や着る場所は増えます。何度も着て出かけるうちに、段々と自分の着姿に自信がついてくるはずです。
投稿日時:2020/06/01
静かでのどかな所です
2014年〜おかげさまで、開始以来、受講のかたやお客様が途切れることなく、いらしてくださっています。
ここは、愛知県の南西部にある西尾市というところで、一色町は市街地から南へおよそ15分ほどの所にあります。南は三河湾、東側は吉良町の山並みが見える、静かでのどかな街です。
高い建物がほぼないため、月のきれいな夜は、電線が遮るくらいで、とてもきれいに見えます。夕暮れのグラデーションがかかった空も、横に広く見えるので、これもまたきれいです。
このあたりは港町で、うなぎの養殖が盛んです。また、えびせんべいの製造販売、カーネーションや菊など花の栽培ハウスも多くみられます。
西尾市は茶畑が多くあり、抹茶の生産量が高いことでも有名です。
地元の産直市場では、野菜や果物きのこ類など、季節ごとに地域の旬の野菜が並んでいて、ほんとに自然に恵まれた地域だなと感じています。
交通の便は、あいにくよくありませんが、田舎のほうなので渋滞もなく、車では着やすい場所です。県道沿いにある自宅で、入り組んだ道を通ることなく来られますし、幸い駐車スペースにもゆとりがあります。
ほどよく町外れにあり、でもそれ程遠くない場所がいいな、というかたにも来やすい場所かと思います。
2020/06/01 00:00
ホームページアドレス変更&サイトリニューアル
2020年6月 現在のドメインに変更。
それに伴い、ページも現在の形にリニューアル。
これまでのブログ記事については、一部をこのサイトに引き継いでいます。
過去のドメイン
kimono-kituke-aoi.com
現在のドメイン
kimono-kitsuke-aoi.com
投稿日時:2017/06/14 00:00
結婚式には、着物で!
着付け教室におこしになるかたの中には、「お友達の結婚式に、自分できものを着て参加したい!」という目標をもってこられるかたが、何人もみえます。
実際に、その目標を叶えていらっしゃいます!
着る予定があると、それに向けてがんばれるものなんです。
私も、生徒さんと同じようにその日を意識しながら、レッスンにのぞんでいます。「当日まで、あと、○回のレッスンですね!」と。
無事に着ることができたと、あとで、報告を聞いたときはうれしい限りで、ホッとします。
当日の着姿の写真を、見せてくれるかたもあります。
”数ヶ月かけて着付けを覚えて…”
そして
”お友達の結婚式当日
最高の衣装をもって礼を尽くし、参加する”
この日のことは、一生忘れられないでしょうね!すばらしいです(^^)
投稿日時:2017/06/08 00:00
きもののお店でお世話になりました@
呉服屋さんでパートで働いていたとき、いつもではなかったですが、時々、きものを着てお店に出ていました。
お店には、いつも着物を着ているベテランの女性のかたがみえました。
自分の親の年齢以上、年のはなれたかたで、顔なじみのお客様もたくさんおられました。
お客様との会話も、ユーモアたっぷりでとても自然でした。
当時そのかたに、コーディネートや着方のアドバイスなどしていただいていたのを覚えています。
「このきものの時は、こういう帯締めはあまり合わないね」
「(きものの広衿を)もう少し折るといいね」という風に。
とりあえずは自分で着られる、という状態だった私には知らないことも多く、いろいろと勉強になったなと思っています。
とにかく、朝、家できものを着て出ていく!ということで精一杯でしたが、そうしているうちにだんだんと慣れていったような気がします。
そして、そのベテランのかたに、「きれいに着てるね」と言われた時、とてもうれしかったのを覚えています。それほどのかたにほめていただけた、ということがどれほどの自信になったことでしょうか。
「認められる」ってうれしいものです。
そして「人を認める」って大事なことです。
きもののお店でお世話になりましたA
お店には、いつも着物を着ているベテランの女性のかたがみえました。
年齢は、自分の親よりも上の、大ベテランです。
洋服姿は、一度も拝見したことはないというほどお店では必ずきものでした。
夏のゆかたの時期、私が本の帯結びを見よう見まねで結んでお店に出ていた時のことです。
ベテランの女性のかたに「その結びはどうやっているの?教えて?」と言われました。
私は少しびっくりしながらも、店の奥で、自分の帯を軽くほどいて説明をしました。
何がすごいって…!
そんなベテランになられているかたが、こんな小娘のしている帯結びに興味をもって、しかも教えてと聞けますか?(当時、私は20代後半)
なかなかできませんよね!そういうことができる人って、すごいなと思います。
そして後日、ベテランの女性のかたは、その帯結びをしてお店に出られたのです。
背中で結んだ帯結びを、私に見せながら「どう?」と聞いてきてくれたのです。
なかなかできませんよね。
まさかそれを結んでこられて、見せてもらえるとは思ってなかったので、またまたびっくりしました。私なんかがジャッジできるものではないのですが、「とてもいいです!」とだけ言わせていただきました。もちろん、きれいに結んでいらっしゃいました。
ほんとに、きものが好きなかたなんだと思いました。
そんなことを思い出していると、なんだか懐かしいです。
投稿日時:2017/05/29 00:00
ゆかたの下着は大切
ゆかたの下に着るものは?
”ゆかたスリップ”や”きものスリップ”などの、ワンピースタイプのスリップ。ウエストあたりで、ついてるひもを縛って止めるだけです。
または、きものを着る時にも一般的な、”肌じゅばんとすそよけ”。
肌じゅばんは、前開きで斜めに合わせるもの。袖は半袖などで短い。
首周りが広くあいているので、ゆかたの衿元からは見えません。
すそよけは、長めの巻きスカートのような感じです。腰にグルっと巻いて、ついてるひもで縛ります。
汗を吸ってくれるので、下着は着ましょう!下着を着ないのは、かえって暑いです。
できたらガーゼや綿などの素材がベストですね。
そして、歩くとゆかたが足にまとわりつくので、この点でも、着たほうがいいです。歩きやすくするためにも。
洋服のスカートでも、裏にキュプラなどの薄い裏地がついていますよね?これがあるから、スカートの中で足が動かしやすいわけです。
スカートならまだトンネル状ですが、ゆかたに至っては、前で2枚重なっています。
重なった体側のゆかた生地が、歩くと両足の間に挟まってくるのです… こうなると、歩きにくいのです。
たかが下着、されど下着です!
汗を吸ったり、透けを防止したり、足さばきをよくしたり、と大事な役目をもっています。
投稿日時:2017/05/18
着付けを習ったときのこと@
私が初めて着付け教室に通った時のことを、書こうと思います。
ちなみに通ったところは、認定教室をしているきものカルチャーではありません。
私が着付けを習ったのは、27歳の時でした。
それまでは、たたみかたも!必要な小物も!着物の名前も!何にも知りませんでした。着るときは、母親に来てもらって一式準備してもらっていました(^^ゞ
着たのは、成人式とその前撮りで振袖2回、結婚後に、友達の結婚式で訪問着2回くらいだったと思います。
結婚をして、子供はまだいないときでした。「きものを持ってるし、自分で着れたらいいな〜」と思い立ったんです。
友達の結婚式などは、もうすんでしまっていたので、これと言って、いつどこで着たいという予定は特になかったんですが…。
新聞の広告か何かに入っていた、大手着物学院のチラシを見て、問い合わせをしました。当時住んでいた場所の近くには、いくつか認定教室みたいなのがあったので、どこがいいのかな〜なんて思っていました。
ただ、掲載はあったもの、電話の受付のかたに、「こことここは、今はやってないです…。」と言われ、行く所は自然と決まっていきました。
着付けを習ったときのことA
前回に引き続き、着付けを習ったときのこと−そのAです。
当時当時住んでいた場所の近くには、いくつか認定教室みたいなところがありました。入学を受付けている、一番近いところに決めました。
当時は、パソコンでネットも見れる環境ではありましたが、そんなにいろいろと調べた記憶はないです。
携帯も自分のを持ち始めたかどうかの境目?くらいの時期です。スマホ時代の今とはぜんぜん違い、情報も少なかったと思います。
なので迷いなく、目に入った所にすんなり通いだしたという感じです。
今だと、まずネットで何でもかんでも調べられるので、良くも悪くも情報が分かっていいのですが…、かえって迷いますよね。
『良い、悪い、正しい、間違っている』とか、自分でしっかりと判断できるようにならないといけませんね。
戻りますが…
通った教室は、その頃住んでいた市内にあり、車で15分ほどだったと思います。
学院の分校というかたちで、先生が自宅で教室を開いている所でした。
先生は、年配のかたで、見た目こそ厳しそうな印象だったんですが、怖い訳ではなく、もの静かな中でもキリッとした風格がありました。雑談みたいなことを、そんなにペチャクチャしゃべることはなかったですね。
私はというと、もちろん、最初はしばらく緊張していました。
先生は着物に半幅帯のスタイルだったことを覚えています。個人レッスンで、1ヶ月毎に月謝を納めて、自分で着るコースを約3ヶ月ちょっと。
半幅帯と名古屋帯、袋帯をひと通り教えてもらいました。
学院の分校だったので、もっと習っていくには、試験を受けて費用を納めてというシステムだったと思います。
でもその時私は、自分で着られればそれでいいと思っていたので、進級とかに興味はなく、先生から進められることもなく、静かに終わりました。
レッスンではカリキュラムに縛られることなく、実践で役立つようなことを臨機応変に教えていただいたように思います。最後には、「復習したい時は、またいつでも来てください」ということでした。
着物一式をかかえて、先生のおうちに通ったことが今では懐かしです!ああいう一生懸命さをいつまでも忘れたくないものですね!
「習いたいなと思って、ひとりで先生の家に訪ねていける、勢い!」
「新しいことを何か始めようとする時のパワー!」
そのエネルギーは、人生でそう何回も出せることではないですよね?
心の中で思うことはあっても、行動に移せるかどうかで、そのあとの人生は少しずつ変わっていくと思います。
同じことをしていても、多分変わることはないと思うのです。
投稿日時:2017/02/04
教室を開くまで
結婚の時、幸いなことに母が着物を何枚か誂えて持たせてくれました。
せっかく手元にきものがあるのだから…と、友人の結婚式などに時々きものを着て参列しました。(美容院などで着せてもらいました)
その頃は「きものを着るって素敵だなあ」と漠然と思っていただけでした。
ふとした時に「自分で着られたらな」と思い、自装を習いに行きました。自分で着られるとこんなにも世界が広がるのか…と思った覚えがあります。「これで自分できものが着られる!」とその時はそれで満足でした。
呉服屋さんにもパートで少し勤めて、ほどなくして子育てに専念します。
子育て中は毎日が必至で、自分の事など考える余裕もなかったのですが、下の子も生まれそれなりに落ち着いてきたころ、いずれ自分は何をしたいんだろうと考えるようになりました。
「きものが好きだからまた着付けを習おうかな」と思ったものの、その頃下の子はまだ園にも入っておらず目を離せない歳でした。預ける人もいなかったので、「やっぱり下の子が入園するまで待った方がいいのかな」と思っていました。
どこか習えるところは…とネットで探していた時「きものカルチャー研究所 eコース」がある事を知り、そこからまた勉強を始めることにしました。
そして中等科を修了し、着付け講師認定を取得しました。その時点ではまだ教室をやりたいという気持ちもありませんでした。かといって着付け師になろうという決心もつかず、何をしたいのか…どうしたいのか…自分でもよく分からずにずっと迷っていました。
そんな心境で約1年が過ぎたころ、「教室を開こう」と一大決心します。最初は個人として始めようかと思っていましたが、先生とお話しし認定教室として始めることに決めました。
開校するにあたって講座を受講するため、広島の本校と東京の恵比寿教室へ伺いました。どちらも私がeコース当初からご指導いただいている先生と一緒に行かせて頂き、その時は何から何までお世話になりました。今でもほんとうにお世話になっています。
また自宅の一室、和室も教室として使えるように少しづつ整えていき、必要なものも買いそろえていきました。
そうして私は認定教室を始めることになりました。ここからがスタートでした。
教室を開いて
ひとに教えるということはもともと嫌いではなかったので、どんなふうに伝えたら分かりやすいか?を一生懸命に考えて接してきたつもりです。
ただ、教育実習のような実戦経験が全くないまま始まったので、最初の頃は緊張と焦りで自問自答しながらの日々でした。「ちゃんと教えられているんだろうか…」と。
おひとり2時間のレッスンを終えると、ものすごく疲れました。「私でよかったのかな…」とさえ思えてくるほどでしたが、そんなことは言ってられないので、とにかく無我夢中でひとりまたひとりと教えてきました。
そして「分かりやすい」と言ってくださるお声がそんな私のはげみになり、試行錯誤しながら、今に至っています。
教えるということは、正直とても大変ですしエネルギーが必要です。同じ教え方ですべての方が理解できるとは限りません。こちらが伝えたつもりでも、ご本人がそれをできるようにならなければ、教えたと満足することはできません。
でも、それ以上にとてもやりがいのある仕事だと思います。理解して分かってくださった表情を見たとき、「伝わったかな!…」と私自身少し安心できる瞬間、それがとても心地良いのです。常により良い方法を、日々考えていかなければいけないと感じています。
私の子どもの頃は…というと、目立つのが嫌いで、学校の授業でははずかしくて手も上げられないし、大きな声も出せないし、引っ込み思案でおとなしい女の子でした。
実際のところ、今でも自分に自信はないですが、そんな私でも一歩、また一歩、と前に出てみることで、道は開けることが分かりました。やるべきことが決まると、人間それに向かって必死になれるものだなと感じます。
『教室を開くことを決心し、家族の同意を得て、上の先生に相談をする』
というこの小さな一歩が、私の人生ににとっては、とっても大きな一歩でした。
投稿日時:2016/09/02 00:00
子育て中のお母様へ「着物のススメ」
実は、お子様が小さいうちにこそ、着付けの習得をおすすめしたいということがあります。
(もちろん、誰もが預ける人がいるわけではないので、簡単には言えないですが…)
なぜかというと、きものを着る機会がたくさんあるからです。
「七五三、入園、卒園、入学、卒業…」 お子様との思い出の写真に着物姿がたくさん残せます。
お正月に親子できものを着て、初詣に出かけるのもいいですね。
お子様が大きくなってその写真を見た時に、「お母さんはこの時、着物を着てくれてたんだな」ときっと何か感じてくれることでしょう。
ご家族に預けることができる環境であれば、一番いいでしょう。
または、「お子様が入園して園に行っている間に」 「入学したから学校に行っている間に」
少し時間ができたその時がチャンスだと思います。
その時間を使って、一生役に立つ着付けを覚えてみませんか?
投稿日時:2016/06/23 00:00
着付け講師のお手伝いに行ってきました
先日、子どもたちが卒園した幼稚園にお手伝いに行ってきました。
PTA主催の母親教室「ゆかたの着付け教室」というテーマで、参加者のママたちがゆかたの着付けを練習しました。
私は講師のひとりとしてお手伝いするため、参加してきました。
多分今年でお手伝いは5回目かと思います。
どのママさんも真剣に説明を聞いてくださり、和やかな雰囲気で素敵な時間を過ごすことができました。
ゆかたなら案外、ご自分でも着られるもので、みなさん嬉しそうにされていました。
幼稚園の七夕行事では、がんばって是非ゆかたで参加して頂けるとうれしです。
投稿日時:2015/07/09 00:00
幼稚園でのゆかた着付け教室
10日ほど前ですが、子供が卒園した幼稚園で
PTA主催の母親教室「ゆかたの着付け教室」が行われました。
私はそこで講師のひとりとしてお手伝いに行かせて頂きました。
写真は撮っていないので様子をお伝えすることができませんが…
子供が在園している時から、この企画が行われる時はお手伝いをしてきて、今回で4回目でした。
PTAの方も含め人数は毎年20人前後集まっているかと思います。
在園中はそういう私も、PTAの仕事をしていた年があり、その年も同じように、ゆかた着付け教室を行いました。
教室とは違い、伝える相手が多いので、なかなか大変です^^;
時間もそれ程多くあるわけではないので、1回の限られた時間の中でいかに分かりやすくお教えできるか、というところは私にとっても勉強になります。
この幼稚園では毎年7月のはじめに「七夕会」という行事があります。
園の先生と子供はもちろん、保護者の多くもゆかたを着て参加し、やぐらを囲んで踊ります。
園児たちの願い事をつけた大きな笹飾りがやぐらを飾り、ゆかた姿の人たちでとても華やかな行事です。
2014/03/01 00:00
ホームページ開設
2014年3月 ホームページを開設しました。